« やさしい死神 | メイン | 窓際の死神(アンクー) »
January 20, 2005 Thursday
すべての美人は名探偵である
鯨統一郎 光文社
早乙女静香と桜川東子が組んだ! …まさかこんな掟破りのコンビを実現させてしまうとは。
静香の傍若無人ぶりは、『邪馬台国はどこですか?』シリーズ以上。いや、あちらでは舞台はバーの中だけなのだから、そこから飛び出した静香がどうなるのかは想像してしかるべきだった。(^^;;;;
事件の鍵となるアリバイには、少々偶然の要素があるのは否めないが、この本の魅力はそこではないので気にならない。
「ずいずいずっころばし」についての考察は、流石『邪馬台国』シリーズの作者の本領。楽しませてもらった。
帯のコピーは秀逸。(笑)
ISBN4-334-07597-5 ¥867+税
投稿者 Miyuki Noma : 06:23