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April 03, 2006 Monday 

ひとりぼっちが怖くて

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アイリーン・ウィルクス ハーレクイン シルエット・ディザイア(D861)

「目撃者」が面白かったので、その主人公ラズの兄、トムを描いた方も読んでみることにした。
どちらかと言えば、トムの視点よりはヒューストンで新聞記者として活躍するジェイシーの視点で描かれた作品だが、最前線の職場で働きながら恋愛に悩む現代アメリカ女性をうまく描写した作品だと思う。

アイリーン・ウィルクス氏という作家にとって、これは(「目撃者」も含めて)初期の作品であるせいか、ところどころ登場人物の心の動きが掴みにくいところもあるのだが、そのわかりにくさもロマンスの味付けになってしまっているところが心憎い。

ISBN4-596-00449-8 ¥610+税

投稿者 Miyuki Noma : 17:39