April 03, 2006 Monday
愛し方がわからなくて
アイリーン・ウィルクス
ハーレクイン シルエット・ディザイア—プロポーズのゆくえ (D965)
「プロポーズのゆくえ 」の第二話。次男のルークが主人公である。乗馬の元オリンピック金メダリストのルークと、将来有望な乗馬の選手であるマギーの物語であるが、「急いで結婚しなくてはいけない」理由を抱えているルークは、親から競技を続けることを反対されているマギーと一時的に「契約」の結婚をする。しかしもちろんロマンス小説なので、契約のままで終わるわけはないのだった。(笑)
ある意味王道であるが、長男がビジネスシーンを舞台にしているのに比べ、一転して舞台が牧場となるのが新鮮である。ヒロインも若々しく、とても好感を持って読むことが出来た。
ルークは次男ということもあり、少々跳ねっ返り風に描かれているが、美青年という設定なのも楽しい。
ISBN4-596-50965-4 ¥610+税
投稿者 Miyuki Noma : 17:58